「駆け込みドクター2014年6月23日放送より」
こんにちは。
皆様は、駆け込みドクターの2014年6月23日放送をご覧になられましたか?
テーマは「糖尿病」でした。
糖尿病の3大合併症状は
「末梢神経障害」
「網膜症」
「腎症」です。
糖尿病は、この3大合併症状になるまでは、なかなか自分が糖尿であるという自覚症状は現れません。
「末梢神経障害」では、
ピリピリしたり、汗がよく出たり、下痢や便秘を起こすようです。
また、「足がよくつる」という方も、末梢神経障害の現れのようです。
このような症状が現れた場合は、一度かかりつけの病院に罹って下さい。
しかし、しっかりと食事制限・治療を行えば、3大合併症にはなりません。
その食事制限で、番組では驚きのデータを発表しておりました。
食品100g中の糖質の量が、
春雨では、85g
ぎょうざの皮では、35g
ごはん(白米)32g
というデータです。
春雨は、女性の方はよくカロリーが低いからと、よく摂られる食べ物ではないでしょうか?
しかし、この春雨は、白米の倍以上の糖質が含まれるのです。
カロリーが低ければ、糖質は気にしなくて良いということではないようですね。
また、番組では、痩せていたり、血液検査で正常値が出ている方でも、糖尿病になると放送されていました。
これを「隠れ高血糖」というそうです。
糖尿病は、通常「血糖値」「HbA1c」を測定しますが、
隠れ糖尿病の方は、追加の検査として、
「 1,5AG」の検査を行っていただく必要があるようです。
一度医師に相談していただき、測っていただいて下さい。
血糖値を上昇させない食事法も、番組で取り上げられていました。
「豆乳(牛乳でも良いそうです)をコップに半分入れ、食前に飲んでから、食事を摂る」
という方法でした。
豆乳を先に飲んでおくと、糖が吸収されにくくなるようです。
さらに、
「一日一品 酢の物もしくは、レモンや梅干しを摂る」
と良いそうです。
酢は、血糖降下を導くそうです。
また、
「ビタミンB1」は、吸収した糖を使うか使わないかを判断するビタミンで、豚肉に多く含まれているビタミンだそうです。
牛肉や鶏肉では1kg以上摂らないと、十分なビタミンB1を摂取できない
そうですが、
豚肉の場合、140gだけ摂取すれば、十分なビタミンB1を摂れるようです。
さらに糖の代謝アップを狙うために、
生姜、玉ねぎ、ニンニク
などを使って、「生姜焼き」を作るのは効果的だそうです。
ごはん(白米)は血糖を上げる原因になりますが、
実は「冷えたごはん」は、血糖値を下げる効果があるそうです。
「おにぎり」にして、冷えたご飯を摂ると、血糖は上がりにくくなります。
もし番組を見逃された方は、この情報を参考に
血糖値を上げずに健康な暮らしへと近づいて下さい。